新型コロナウイルスPCR検査(Tentamus PCRセンター:登録衛生検査所 第8044号:遺伝子関連・染色体検査(病原体核酸検査)
ヒトの唾液・鼻咽頭拭い液による新型コロナウイルス感染PCR検査
Tentamus Japanは、臨床検査技師等に関する法律で定められた登録衛生検査所として、2020年7月31日認可を受けました。8月1日より「Tentamus PCRセンター」として、新型コロナウイルス感染に関わるPCR検査の提供を開始しました。
検査につきましては、PCRセンターで受領する唾液又は鼻咽頭拭い液サンプルを対象にPCR検査を実施します。 検査所用時間は、検体受領後最短当日、原則翌日となります(尚、検査集中による所要時間増加の場合、随時お知らせ致します)
また訪問による検体受領対応が可能です。 詳しくはテンタムス・ジャパン 検査業務部にご相談ください。
新型コロナウイルス 変異株スクリーニングPCR検査
新型コロナウイルスの変異株(英国・南アフリカ・ブラジル型)を検出します。
新型コロナウイルス変異株スクリーニング検査とは、感染性の増大が懸念されるN501Y変異を有する変異株を検出します。 2021年4月1日より提供を開始します。この検査は、新型コロナウイルスPCR検査で陽性であった検体を対象に実施されます。 変異株スクリーニング検査で陽性となった場合、個別の系統の解析には、さららにウイルスの全ゲノム配列を解析する系統解析が必要となります。
新型コロナウイルス 変異株解析(系統解析)
新型コロナウイルスPCR検査陽性検体を対象としたゲノム解析による系統解析(変異株解析)
Tentamus Japanは、次世代シーケンサーによる新型コロナウイルスのゲノム全長の網羅的配列解析による新型コロナウイルス系統解析を2021年3月22日より提供開始しました。 最短5日程度で、新型コロナウイルス陽性検体より、ウイルス系統解析を行います。 従来より主流であった日本株系統、イギリス型系統、南アフリカ型系統、その他新型コロナウイルス国際系統データベースに登録されている各種ウイルス系統の配列データより一致系統を判別します。
次世代シーケンサー解析
動物腸内フローラ解析、口内フローラ解析、食品有用発酵菌一斉解析等
一般的なPCR検査は、遺伝子配列の分かった品種や、菌・ウイルス種を特定的に検査する上で非常に有効です。 一方、未知の検体に対して、遺伝子を一括して解析し、その配列から遺伝子構成を明らかにしたり、数百種の菌を一度に解析するなど次世代シーケンサーは、新たな遺伝子検査・解析を可能とします。 次世代シーケンサー用いた動物(イヌ・ネコ・馬など)の腸内や口内フローラの解析による腸内コンディションや、歯周病菌解析、食品中の異物の特定(植物種や魚種、動物腫など)、新たな遺伝子解析サービスを提供しています。
食品遺伝子分析(GMO,米品種,新潟県産コシヒカリ検査等)
世界に拡がった遺伝子組換え食品の新たな分析法による全品種スクリーニングや、米品種分析など食品分野での規制・表示に対応した各種遺伝子検査を提供
食品分野では、遺伝子組み替え品種は2000年当時と異なり、非常に多くの品種が認可・栽培されています。 従来の35S, NOS遺伝子のみのスクリーニング検査では、例えば大豆Roundup Ready2品種は検出できません。 Tentamus ドイツのLifeprint社、国内グループ会社の同位体研究所と共同で、すべての認可GMO品種の迅速・低コストスクリーニング検査や、米品種判別検査など、規制や表示に対応した各種検査の開発・提供を行っています。
遺伝子解析による産地判別
遺伝子の地域分布解析による産地特定検査
産地判別では、安定同位体比法をグループ会社の同位体研究所が提供していますが、テンタムスは、同一品種でも生息地域により変異が生じるミトコンドリア等の遺伝子的地域分布解析を行う事で、シジミの原産国、国内生産地、青のりの品種特定、新潟県産コシヒカリ特定検査(新潟県産のコシヒカリ品種かどうか(コシヒカリBL品種含む))など、高度な遺伝子解析技術を用いた遺伝子的産地判別を提供しています。 また同位体研究所では、遺伝子分析と安定同位体比分析を複合させる事で、地理的生育履歴と品種履歴を複合させた複合検査の提供も行っています。